今年も恒例の東京大学運動会少林寺拳法部の部員の皆さんに「整法講座」を開催いたしました。
今回のテーマは・・・。
『整法と柔法・剛法の融合』です!
まずはアシスタントの島村枝里ちゃんのご挨拶から。
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毎回、当院の整法講座のアシスタントは全員カワイイんですよねー。
(前にも部員の方のアンケートに「~ちゃんカワイイ!」って書かれてましたし。)
まーそれは置いておいて。
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続いて、山本健太郎先生による理論編および基礎編。「コリの実態とは?」
です。
コリって筋肉自体が固い訳ではないんですね。
あれは実は筋肉を包む「筋膜(きんまく)」が炎症を起こして
表面がベタベタしてくっついてボール状になったものです。
(つまり中身(筋肉自体)が変質して固くなっている訳ではありません。)なのでフツーに揉んでも取れない!
って事ですね。
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で、実技。『背中を緩めて疲労を取ろう!! 疲労回復マッサージ法』です。
今回、行った方法は初心者でも楽チンに行なえて
今日から効果を出せる!
ものです。
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このような感じで腕の3倍~6倍の筋力があると言われている
足(あるいはヒザ)を使って行ないます。そしてさらに!当院秘伝の特殊操作を加える事によって
“効果を倍増”
させます。続いて東洋医学の真骨頂である
「遠隔治療」を東大拳法部の皆さんに体験して頂きます。
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「足など下半身を刺激して肩こりを取る!」
技を練習して頂きました。
(毎回思いますが、こういうのって実際体験すると
皆さん、本当にビックリされるんですよね。)
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そして増田安寿先生による
「腕を緩める事によって肩こりを解消するテクニック」
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このような感じです。
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で、
「首の可動域を劇的に改善させる 上半身へのテクニック」
次は
《柔法を使った肩こり解消法(裏固めからの誘導)》
です。
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これは他には、まず無いと思いますよ。
腕に関節技をかける事によって
「肩こりを取る!」
なんて不思議ですよねー。
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でも世の中に出たら”人に関節技をかける”
シチュエーションなんて、まず「無い」 んですから
私の少林寺拳法部の師も仰ってましたが
昼休みに、人に関節技なんかかけてたら嫌われますって。(笑)
それを、こういうふうに人を助け、癒してあげる方法
に応用できたら本当に素晴らしいと思います。
(それでこそ、整法にも柔法にも”存在価値”が出るのだと思います。
せっかく膨大な時間をかけ、苦労して出来るようになった技なんですから。)
そして
『プロキックボクサーから学んだ”突きの奥義” 振り子突きにはパンチの極意が全て詰まっている!』
を皆で練習した後に
《剛法の身体操作を使ったマッサージ法》
です。
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上半身を脱力させて、下半身を原動力として力を伝達させる
身体操作法は、こういった手技療法にも使えるんです。
というか。
それだけじゃなくて、プリント配るとかモノを仕分けするとか
水彩画書いたり、粘土をこねたり、日常のありとあらゆる行動にも
応用できるんですね。
せっかく修練するんだから「戦う時にしか使えない!」
んだったら面白くないですよねー。うーん、これぞ実学!そして最後に
『日本刀によるデモンストレーション!』
です。
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「剛法の身体操作」は武器術を使う場合にも
同じように使えます。
少林寺拳法であれば 錫杖や短棒などですね。
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スパーンと!今回は『整法と柔法・剛法の融合』という事でお伝えさせて頂きました。
以前から思っていたんですよね。
せっかく普段、柔法(関節技)剛法(突き蹴り)の技を
修練しているんだから
これを人を治す技、つまり「整法」に生かせないか?
という事をですね。
少林寺拳法は「活殺自在」なんだから殺す技も生かす技も根源は同じで
“共通点”がなければおかしいです。
なのに、やってる所は、ほとんどない。
開祖も、喧嘩の時に相手の方の骨を柔法を使って脱臼させて
そのあと、はめてあげて改心させて入門させた。
みたいな事が本に書いてありますが・・・。
今は、そういう開祖や、その周りの高弟たちが使った技は
わずかにはあるという話は聞いた事がありますが
ほぼ失われてしまったようです。
無いなら仕方ないという事で、色々と考えてみました。
という事で今回お伝えする内容は
治療の世界と少林寺の両方を知っている私が
ずーっと研究してきて、編み出した完全オリジナルのもの。
是非部員の皆さんに役立てて頂きたいと思います!
そんなこんなで。
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皆さん、お疲れさまでした!