新宿の整体・鍼灸の治療院なら新宿西口治療院 | 私達はコリや痛みの原因に真剣に向き合っています。
無料相談受付中
0120-070-600
  • 診療時間
    • 7:00~20:00(最終受付 19:00)
    • 休診日:水曜午後、木曜、日曜 ※月2回 日曜診療

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアについて

椎間板
椎間板

http://www.ootaki-clinic.com/より転載

椎間板は背骨の間にあるクッションの役割を果たす組織で、円盤状の繊維輪と中央部にゼリーのような玉状の「髄核(ずいかく)」から出来ています。
老化や激しい運動、血流不全その他で、腰椎の圧力が高まると繊維輪にヒビが入り、この中央にある髄核が飛び出してきて神経(背骨の後ろ側にある「脊柱管」)を圧迫する事により、腰痛や足の痺れ、下肢の知覚鈍麻・冷えなどが起こります。
これを「椎間板ヘルニア」と言います。
重いものを運んだりする運搬業や長時間のデスクワーク、職業ドライバーなど腰に負担のかかる方に多い疾患です。検査としては病院においては「レントゲン・MRI、脊髄造影」などによって診断する事が多く、特にヘルニアを直接、画像として描出できるMRI(核磁気共鳴画像)検査は精度が高いようです。理学的検査としては、ラセーグテストという、仰向けになってヒザを伸ばした状態で片足を挙げた時に腰や足に痛みやしびれが出るかどうかをチェックするテストによって判別できます。椎間板は、人体内で最大の無血管組織で血管が内部に存在しないため、再生しづらく、一度、破れてしまった椎間板が修復・再生する事は無いと言われていますが、脱出したヘルニア自体は収縮・消失する事がある(MRIで消失が確認できる)ので、椎間板ヘルニア自体は「回復が見込める」症状と言えるでしょう。

腰椎椎間板ヘルニアの主な症状

腰痛、足(片側か多い)のしびれ、殿部から下肢後面に続く痛み(坐骨神経痛)、大腿部前面の痛み(大体神経痛)、筋力低下、知覚鈍麻(ちかくどんま)など。
主におじぎをしたり、いすに座るなど、前かがみの姿勢をとると症状が強まります。

腰椎椎間板ヘルニアの原因

長時間の前傾姿勢(デスクワークなど)、中腰姿勢や重いものの挙上、スポーツなどによって、慢性的に椎間板に負荷が加わる事によって、繊維輪に亀裂が入って、中央にある髄核が後方に脱出(ヘルニア)し脊柱管にある神経を圧迫する事によって痛みが起こるとされています。
老化や遺伝なども椎間板ヘルニアを引きおこす原因であると言われています。

注意するべきタイプの腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアには、馬尾型と神経根型の2つのタイプがあります。(腰部脊柱管狭さく症と同じ。)
このうち、注意すべきは「馬尾型」で、進行すると歩行が困難となって、将来的に、寝たきりになる可能性もあります。
しびれや痛みが足の両側に起こっていたり、あるいは歩行困難なほどの激痛、尿が出にくいなどの「排尿障害」があったり、夜間に何も負担のかかる事をしていないのに突然痛みが生じるなどの場合は先に医療機関で精密な検査をお受けになる事をお勧めいたします。

腰椎椎間板ヘルニアの鍼灸・整体による治療法

東洋医学・整体ではヘルニアになる原因は、脊柱に対する上下方向の強い圧力(腹圧)がかかる事によって、椎間板が潰されて中央にある髄核が、後方に飛び出す事によって起こるものであると考えられています。
つまり、もっとも効果的な施術方法としては、体幹部(腰部)にかかった、この上下方向の圧力を軽減させてあげる事です。
腹圧が高まる大きな原因の1つは、お腹の奥にあるコアマッスルである「腸腰筋の拘縮」です。
長時間のデスクワークあるいはソファに座る様な”腰を丸めた姿勢”(上半身を斜めに傾けて背もたれに体を預けるようなポーズ)を長時間取り続ける事によって、固くなった内臓(ストレス・睡眠不足・化学調味料などの良くない食事等によって)がお腹の奥にある腸腰筋を圧迫し続けます。
それによって、この体幹部における最大の筋肉が損傷を起こし、ギューッと硬直して反対側にある、腰の筋肉群を引っ張る事によって、腰痛が引き起こされるのです。(また、体幹を支えるメインの働きを持つ腸腰筋の拘縮は、重いものの運搬の繰り返しによっても起こります。)
現代人の腰痛は「腰の筋肉の使い過ぎ」と思われているようですが、実際はそうではありません。
昔の人のように、重いものを運んだりなど直接腰に負担がかかるような行動は、今の人は、ほとんどしていません。
実は現代人の腰痛は、腰が悪いのではなくお腹(腸腰筋と内臓)の問題によって引き起こされているのです。
ですので、施術としては鍼灸あるいは「筋膜・骨膜の癒着をはがす整体」でこのお腹の奥にあるコアマッスルと緩める事が主体となります。
この方法であれば、施術後の戻りは極端に少なく、改善されていきます。
(定められた治療期間と通院回数をキチンと守って頂けた場合です。)

自宅でできる予防法と改善法

腸腰筋のストレッチ

椎間関節症、筋筋膜性腰痛症、あるいは椎間板ヘルニア、など、どのタイプの腰痛でも症状の改善の為に、真っ先に緩めるべき筋肉がこの「腸腰筋」です。
体幹を支えるための最重要のコアマッスルであるこの筋肉を緩める事で、椎間板の圧縮が取れてヘルニアが改善し、椎間孔が広がって神経圧迫・血流不全が回復するので、毎日正しい動きで行なう事によって痛みコリが取れていきます。
※特に腰椎椎間板ヘルニアの方は、お腹の内圧が高まっていることが髄核の脱出(つまりヘルニアの事です。ヘルニアとは”飛び出す”という意味です。)の根本原因になっていることが多いのです。
内圧が高まる大きな原因は「腸腰筋の拘縮・短縮」です。横隔膜から股関節の小転子までつながっている腸腰筋が”縦に”短縮する事によって体幹部分が圧縮されてお腹の圧が高まって、ゼリー状の髄核が外に飛び出してしまうのです。

やりかた

床の上で、脚を前後に開きます。
この時に後ろ脚はヒザと脚の甲をついて構いません。前足はカカトをつくようにします。
注意点としては
– 上半身を垂直にする事
– 前足のハムストリングス(モモ裏)と後ろ脚のソケイ部から前モモの緊張度を同じにする事。
です。
多くの方が、両手を床について上半身を前傾させたような状態でストレッチをしようとしてしまうのですがこのポーズですと、表面のハムストリングスばかりが伸びてしまい、深部筋である腸腰筋に効いてきません。時間は出来れば片側15分~20分以上行なうようにします。
かなり長いように感じますが、人間の筋肉の中でも有数の巨大な筋肉である腸腰筋は、本当にストレッチされるまで、それくらいの時間がかかってしまうのです。(筋肉は、その大きさによってストレッチにかかる時間が変わってくる、というのが臨床の中で色々実験を繰り返したのちに得た私の考えです。)

イスに座ってできる腰痛体操

イスに座ってできる腰痛体操をご紹介致します。オフィスのデスクで気軽にできるのでお勧めです。
ぎっくり腰などの予防にもなります。

  1. 座って枕をはさみ、締めつけながら腰を前後に動かします。(7秒ずつ)
  2. 慣れてきたらその状態で両膝を上げます。(腰を入れて7~15秒停止)
  3. 枕をはずして片足ずつお腹に近づけるように持ち上げて7~15秒停止。
  4. 上半身は正面に向けたまま、下半身だけ左右交互に捻って7秒停止。
  5. 椅子の上で足の合掌をして“腰を丸めないようにしながら”上半身を前に倒します。
  6. 片足を膝を伸ばした状態で挙げて行き一杯まで行ったら足首を背屈します。(左右7秒ずつ)

立ちあがって椅子を使って行う腰痛体操

腰痛の大きな原因の一つとして「太ももの前の筋肉から股関節の前側の筋肉の緊張」があります。その部分を伸ばすストレッチです。
椅子の上に太ももの前を乗せて前足をぐーっと沈みこませて後ろ足の前側の筋肉を伸ばします。(15秒×3回)

胡坐(アグラ)をかく時の注意

「腰痛になる2大悪い座り方」は“あぐらをかいて腰を丸めて座る”という座り方です。

股関節を外側に開いた状態では骨盤が締まらないために安定せず、上半身の重みをモロに受けてしまいます。
その状態で腰を丸めると腰への負担が数倍になってしまうのです。

上半身を斜めに傾けてイスの背面との間に空間を作る座り方

よくソファなどに座る時などに行なわれる座り方です。ストレス・悪い食事等で硬くなった内臓がお腹の奥にあるコアマッスルである腸腰筋を圧迫して硬縮を作り出しますので、これも腰痛を作り出します。
あぐらをかく時は「座枕」を!(禅の御坊さんも座禅を組む時に入れています。)アグラをかいても腰が丸まりにくく、また足首やヒザに負担がかかりません。