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◆東洋医学・代替療法による生理痛の治療法

東洋の漢方医学に対して、西洋でも薬草を病気の治療に使ってきました。特徴としては薬草の成分を抽出して精製純化して用いる事でより高い効果を得ようとするものです。
ただ、この方法ですと副作用も強く出てしまうため、それを押さえるための薬をさらに服用するという一つの症状に対して、いくつもの薬を飲まなければいけなくなるのが欠点です。それに対して東洋では、複数の生薬を組み合わせることにより薬効を高め,副作用を減らす工夫をしてきました。漢方薬は複数の生薬からできているため、複数の症状にも原則として1種類または2種類の処方で対処できるのが特徴です。
また、東洋医学では同病異治(同じ病気でも患者に応じて異なる治療をする)、異病同治(異なる病気でも同じ処方を用いる)という言葉に代表されるように、その患者さん個人の体質・体力などの個人差を考慮し、同じ病気同じような症状でも、個人差と病気の時期によって薬の組み合わせを変え、最も適切な薬の組み合わせを行う言わばオーダーメイドの治療を行います。

東洋医学の漢方では、生理痛はその原因によりいくつかのタイプに分類し、そのタイプごとに治療法を変えていきます。

◆東洋医学的な考えによる生理痛のタイプの分け方

1.ストレスによる血液循環の不良が起こす生理痛 (気滞血淤型)

社会生活や仕事でストレス溜まると、交感神経が過剰に働いて血管が収縮して骨盤の中の血液の流れが悪くなって生理痛になるタイプです。(これを“気”が滞ることによって“血淤”つまり血液が濁る、と漢方ではとらえます。)生理が来るとイライラして怒りっぽい、胸が張る、片頭痛、肩こりなどが起こります。ストレスは一種の毒素ですので、解毒の作用を司る肝臓を傷めます。ですので、このタイプには肝臓の機能を上げ、血の流れを良くするツボを鍼で刺激します。

2. エネルギー不足による血液循環の不良が起こす生理痛 (気虚血淤型)

「気が血を導く」と言って、血液を体の中に循環させているのは、気によるエネルギーであるというのが、東洋医学の考え方です。この血を動かすエネルギー源である、“気”が体内に不足する事によって血流が悪くなるタイプの生理痛です。エネルギー不足のため疲れが取れなかったり、食欲不振・胃もたれ(胃はその機能を発揮するためには大量の血液を必要とする。)、経血の量が少ない、下半身の血流が悪くなって足が冷える、などの症状が起こります。このタイプの場合、気の流れを良くするために背骨や体の中心線に沿ったツボ、肺や生命力をアップさせるために有効な腎(東洋医学では根源的な生命力の源は腎にあると考えています。)のツボを鍼で刺激します。また、運動不足の方が多いので、適度な運動により体力づくりを心がけて頂きます。

3.冷えによる血液循環の不良が起こす生理痛(寒湿凝滞型)

体の冷えが原因で起こる生理痛です。下腹部や腰が痛んだり、吐き気や頭痛、ダラダラと月経が続く、不正出血を起こすと貧血になる、などの特徴があります。(冷え性の方が多く、痩せすぎると無月経になる場合があります。)このタイプの生理痛はお灸などで、徹底的に足や下半身を暖めたり、生命エネルギーの源である腎、エネルギーを流す働きを持つ肝や肺に関係するツボを鍼で刺激します。

4.体の中に熱がこもって血液がドロドロになって起こる生理痛(湿熱壅阻型)

ストレスその他で体に熱がこもって、血液の水分が蒸発して少なくなり、血がドロドロになることによって起こる生理痛です。月経不順、胸のつかえ、気分が鬱になる、経血の色が濃くなったり、おりものの色が黄色くなる、レバーのような固まりが出る、腰痛やを伴い、微熱があるなどの症状が起こります。このタイプの生理痛には、解熱や水分代謝を上げる作用を持つ腎、脾、肝のツボを刺激します。

◆よく利用される主な生理痛の漢方薬

生理痛で使用される主な漢方薬には以下のようなものがあります。これらをその生理痛のタイプやその人の体質ごとに分けて処方されていきます。

「桂枝茯苓丸、桃核承気湯、当帰芍薬散、当帰建中湯、大黄牡丹皮湯、加味逍遙散、、芍薬甘草湯折衝飲、温経湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、通導散、十全大補湯、補中益気湯、婦宝当帰膠、冠元顆粒、星火逍遥丸、窮帰膠艾湯、五苓散など。」

また、漢方薬は一般的な消炎鎮痛薬のように痛み止めの効果がすぐに現れるものではなく、続けていくうちに体の冷えを取り、血液循環を良くして病の原因となった体質を、根本から改善していく事を目的としています。

◆整体による体の歪みから見た生理痛のある方の特徴

◎うつぶせになるとヒップの左右の高さに違いがあります。(低い方にお尻の弾力が無く、冷えて血液循環が悪くなっています。)

◎左の手首が太くて動きが悪い事が多いです。これはメジャーで、手首の周径を計ってみると分かります。(数ミリの違いです。)

◎生理痛のある人は股関節に異常があることが多く、体が捻じれています。右の股関節が後ろへ、左の股関節が前へ歪んでいるパターンが多いです。

◎右側の恥骨と右側のソケイ部(恥骨から骨盤の前側の出っ張った骨に向かって、斜め外側に続く部分です。)足首の前の関節を押すと痛みや違和感があります。

◎腰、膝、足首の関節が硬いです。

◎下腹部の奥を触るとドクドクと脈のような拍動が感じられます。(これは腹大動脈の拍動です。通常ですとお腹の奥にある動脈ですので、脈は感じられませんが、生理痛のある方はお腹が硬くなっているので、そのお腹のコリを通して感じられます。)

◎顔や頭からばかり汗をかく“冷えのぼせ”の方が多いです。(“暑がり”も実は冷えの一種なんです。)これは下半身の血液循環が悪くなって、血液が下に行けないので上にのぼって、頭や顔がが熱くなる状態です。「私は汗っかきだし、暑がりだから冷え性じゃないよ!」というのも、本当は冷えているんです。その証拠に、このような方に半身浴や足湯を続けていただくと、暑がりではなくなって逆に寒さに敏感になっていきます。(特に夏場の冷房などの、人工的な寒さに対して)

◆生理痛で使用される代表的なツボ

◎これらが生理痛の緩和に使われる、代表的なツボになります。これらのツボの中で、押して痛いツボにお灸をします。(当院に来院されて希望される方は、詳しいツボの位置を書いた図を差し上げております。)

・三陰交(うちくるぶしの中心から指4本分上の高さで骨の際)
・足三里(膝のお皿の下でスネの外側を下からすりあげていって、止まるところ)
・次髎(仙骨の上から2番目のくぼみ)
・血海(膝のお皿の内側斜め上指2本)
・命門(L2棘突起の下)
・腎兪(命門から指2本外側)
・大腸兪(陽関から指2本外側)
・陽関(L4棘突起の下)
・中脘(ヘソとみぞおちの中間)
・天枢(ヘソの両脇指2本)
・中極(ヘソから指4本下)
・風市(両手を下げてモモの外側に当てて中指の当たるところ)

◆「美容の灸、冷え、婦人科の痛みに効く三角灸で生理痛を治す」

◎これは民間療法で昔から伝えられている方法で、まず自分の口の長さ(横幅)を計って(ヒモなどを使っても良い)それを一辺とした正三角形を作ります。その頂点をヘソに当てて、左右の底辺の頂角が灸のツボの位置です。ここにお灸をします。(せんねん灸でもよい。)

◆「足揉みで生理痛を治す!」

◎足の裏には、内臓や人体のあらゆる部分に対応したツボが集まっています。これらを毎日刺激する事で生理痛を緩和していきます。
踵など硬い部分は、手をグーにして握った中指の第二関節で、足の甲など敏感な部分は親指などを使って刺激しましょう。また、足揉み棒などをお持ちの方は、それを使って刺激して頂いてもけっこうです。

・足裏の踵(かかと)の部分、踵の内側と外側(内側、外側)をグーで、ヒ骨(外くるぶしから縦につながる骨)の後ろ側を親指を使って、良く緩めておきます。踵は女性器と対応しています。)

・足首の前側、すねと足の甲の接合面を親指で揉みます。(関節部分は血液の流れが滞りやすいので、むくみなどに効果的です。)

・足指の2~3指の間の溝の部分を親指で、揉みほぐします。(冷えに効果があります。)

・足の親指の足裏側(ここは脳にあるのホルモンの中枢とつながっています。)をグーでしっかりと奥の方まで揉みます。

・最後に踵を叩きます。

◆「耳のマッサージで生理痛を治す!」

・耳の卵巣、子宮のツボ、内分泌のツボ(当院でお渡しする“耳の反射区”の図をご確認ください。無ければ耳の上部三分の一で一番痛い所と耳の穴の前にある、ふくらんだ突起全体とその下のくぼみ)をマッサージします。

・耳たぶを斜め45度下に向かってグーっと気持ちよく15秒ほど引っ張ります。

・耳の穴に人差し指を軽く入れ、親指で下から耳をはさむようにして、耳を回すようにマッサージします。上手に行うと、これはとても気持ちの良いマッサージです。

・耳全体を転がすように手のひらを使ってマッサージします。

◎耳全体が赤くなって血行が良くなるまで、1日15分ほどかけて行いましょう。

◆「顔のマッサージで生理痛を治す!」

・性ホルモン中枢を安定させる効果がある客主人というツボ(アゴを開いてできる、耳の前から指2本の位置)をマッサージします。生理の前に少し強めに、生理期間中は刺激を少なめに、やさしくマッサージします。

・頭の生殖器の反射区(瞳の真上のラインで前髪の生え際の2センチ上の点から下に4センチの範囲が胃の反射区なので、その外側になります)を軽くコブシで2~3分ほどトントン叩きます。

◆「生理痛体操・1」

うつ伏せでほおづえをついて、両膝をくっつけます。膝を曲げて踵をお尻に近づけるて、引き付けた瞬間に一気に膝を伸ばして床に足をバタンと叩きつけます。2~3呼吸休んで3回繰り返します。

◆「生理痛体操・2」

腰椎の3番目の骨を調整して体のねじれを取る効果があります。
仰向けになって、骨盤の開いている側(多くの人が、足先が外側に開いている方と一致します。)の膝をくの字に曲げて、その開きが平均になるようにします。
(分からなければ、脇腹を触ってそのコリの固さが同じになる位置でけっこうです。)もう片方の足はうちくるぶしが、骨盤の外側になるように開いて、息を吐きながら両足を上げていきます。
そしてもちあげた力が腰の真中(ちょうどオヘソの裏側くらい)に来たときに、ストンと足を落とします。息が整うまで動かさずにいます。

◆「お尻歩きをする」

両足を伸ばして座り、両腕を腕組みした状態から左右斜め前にお尻を振る力で前に進んでいく。(この体操は便秘やむくみの解消にも有効です。)5~10分ほど行います。前進と後進の両方を行いましょう。ヒップアップ効果もあります。

◆「豆乳を飲む」

豆乳には、生理痛に良いとされる「大豆イソフラボン」という成分が含まれています。(一日1~2パックほど取ると良いでしょう。)
「大豆イソフラボン」は女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きを持っているので、生理痛だけでなく、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、骨の密度を保つなど、女性ホルモンが関係するあらゆる症状に効果があるようです。 食べ物で取る場合の一日の摂取量としては、「豆腐1/4丁 納豆 1パック 大豆 大さじ 3杯」 程度を取るように心掛けましょう。

◆「カイロで温める」

下腹部と骨盤の中央を生理が始まる2日前から“服の上から貼る”カイロなどで温めます。(ちょうど子宮を前後でサンドイッチするような感じですね。)すると痛みが緩和されます。
大体、生理の2~3日目まで貼っておくと良いでしょう。

◆「アロマで治す」

生理痛に効果的なアロマオイルで代表的なものは「ローズ」と「ラベンダー」があります。

①ラベンダーの効用
頭痛、筋肉痛、やけどなど体の炎症効果があり、月経痛の痛みを和らげます。また殺菌作用があるため、ほとんどの感染症に有効です。高い血圧を下げ、呼吸を整え不眠症改善に役立ちます。
②ローズの効用
ホルモンのバランスを整える作用がありますので、更年期障害や生理痛(月経周期が安定していきます。)に有効です。また、毛細血管の働きを強化するので、血液の循環も良くなり、肌の老化を防ぎ、ニキビや吹き出物に効果があります。心を明るく高揚させる抗うつ作用も持っています。

アロマの成分を体に取り込む方法は「鼻から空気中に拡散されたエッセンシャルオイルを肺に取り込み、脳を刺激して(脳に刺激を与える事によって、神経伝達物質であるセロトニンの分泌を促す働きがあります。)身体に効果を与える」「キャリアオイルで薄めたエッセンシャルオイルでマッサージしたり、お風呂にオイルを数滴垂らす事によって、肌から取り込む」「ハーブティーから取ったり、ワインなどのアルコール類にオイルを数滴垂らしたものを飲むことによって消化器系から取り込む」の3つに分けられます。
これらの、どの方法を試してみてもけっこうですが、アロマはその使用法によっては体に対する影響が大きいので専門家の意見を聞いてからおこなってください。なお、ラベンダーもローズも妊娠中の方が使用するのは避けてください。
以下に、妊娠中から授乳期にかけて、使用をさけるべきアロマオイルを挙げておきます。

①妊娠初期(妊娠3ヶ月を過ぎたら注意をしながら使用可能ですが、使用量より少なめにしてください。)ラベンダー、イランイラン、パチュリー
②妊娠中
ローズマリー、ペパーミント、クラリセージ、サイプレス、ジュニパーベリー、ゼラニウム、マージョラム、カモミール、シダーウッド、シナモン、ジャスミン、キャロットシード、月桂樹、バジル、ヒソップ、フェンネル、メリッサ、ミルラ
③乳期
ペパーミント

◆「サフラン(香辛料)で治す」

サフランは、地中海沿岸が原産地でアヤメ科の植物サフランの柱頭、雌しべを乾燥したものです。スパイスの王様といわれ、パエリア、ブイヤベースなどに良く使われています。成分としては、黄色色素カロチノイド配糖体、苦味配糖体、芳香性のある精油成分サフラノール、脂肪油などを含んでおります。サフランには鎮痛、鎮静、血行促進などの作用があり、月経不順、生理痛やイライラ、不眠に効果があります。生理の直前から1日1~2杯飲むとよいでしょう。また注意点として、子宮収縮作用があるため妊婦の方の使用は避けてください。

<作り方>
[1] サフランの乾燥めしべを5~6本ティーカップに入れる。(市販のサフランティーでもOK)
[2] 熱湯を100ml注いで3分ほど経ったらできあがり。

◆「足湯・半身浴をする」

足湯や半身浴をして普段から下半身を冷やさないようにすることが生理痛に有効です。
夏場の冷房は冬の寒さと違って、汗腺開いているときに体に冷気が入るので、より体の奥まで冷えてしまいます。ですので暑い夏場ほど入念に足湯や半身浴をおこなって、しっかりと体を温めておきましょう。日中は腹巻(絹製品のものが汗をかいてもべとつかなくて良い)や靴下の重ね履きをしておくとさらに良いです。
半身浴が面倒であれば、雑誌やTVを見ながら湯船に足だけ入れておく簡単な足湯がを行いましょう。もし時間があれば、大きめの洗面器かバケツに熱めのお湯(41~44℃くらい)を入れ、くるぶしまで浸して20~40分ほど温めます。大さじ1~3杯程度のしょうがをすりおろして入れると、血行促進効果はさらに高まります。ひたいにうっすらと汗をかくまで温まるのがポイントです。下半身の血行が良くなり、生理痛による痛みがずいぶんラクになるはずです。また花やハーブから抽出したエッセンシャルオイル(精油)も、ホルモンの分泌をつかさどる自律神経を整え、痛みをやわらげる効果があります。クラリセージやゼラニウム、カモミール、ペパーミントなどの精油を、入浴・足湯のお湯に数滴入れてアロマバスを楽しみましょう。気分がすっきりし、痛みも楽になります。

◆「サプリメントを使う」

体内の血液の循環を良くし、ホルモンのバランスを整えてくれる効果のあるビタミンEのサプリメントを取ると効果が出る場合があります。また、血行を促進するといわれるイチョウ葉エキスも効果的です。痛みの緩和にビタミンB6も効果があるので、合わせて摂るといいようです。

◆「生理痛によい食べ物を取る」

しょうがやにんにくなど体を温める物を取ると良いです。生理痛がひどい人は女性ホルモンのエストロゲンの分泌が多い場合が多い事が原因の場合がありますので、エストロゲンの分泌を増やす動物性脂肪の多い食べ物を控え、ビタミンや食物繊維が豊富な野菜類を多めにとりましょう。サラダなどよりは、体を冷やさないように温かいスープなどにして食べる事をおすすめ致します。食べ物にも“陰”と“陽”があり、夏にとれる食べ物・南国で取れる食べ物(柑橘類)は身体を冷やし、冬にとれる食べ物や根菜類、冬国で取れる食べ物は身体を温める働きがありますのでこれらを考慮して食生活を組み立てると良いでしょう。

◆「よもぎ蒸し」

◎質問される事が多いのでここでご紹介しておきます。

・“至陰“というツボにお灸をします。場所は左右の足の小指のつめの外側の根元の角から2~3ミリの位置です。細い棒で押して一番痛みの強い所に取ります。

・予定日の2週間前から左右の至陰にジーンとなるまで棒灸をする。(左右で感覚が違う事が多い)棒灸というのは、もぐさを棒状に固めたものですが、もし無ければ、線香などをツボに近づけて熱くなったら離す、という方法でも結構です。

・もしくは置き鍼を入れておく(これは出産のときの腰痛、腹痛、後産の痛みの緩和に良いです。子宮収縮の痛みに効きます。)

・足首を良く回すのも有効です。

◆生理痛を治療する時のタイミング

整体では、女性の骨盤は生理の大体2日前くらいから徐々に開き始め、生理の2日目で最大に開いて、さらにその後、閉じていって排卵の時に最も閉じる、と考えています。(これは人によって4日前から開いてきたり、開いたまま、なかなか閉じなかったりと個人差があるのですが、おおよその傾向としてです。)
この骨盤が開いたり閉じたりする、というのは生命のリズムでありこの振幅がその人の生命力を現しています。(元気のない人、生命力のない人はこの振幅が小さく、生命力の強い人は大きく勢い良く開閉をします。)
当院で治療を続けている多くの女性が「以前より生理周期が短くなった。」をおっしゃっていますが、これは生命力が上がったことによって、骨盤の開閉の力が強くなったためです。生理の経過は、その人の健康状態を現すバロメーターなので、子宮や卵巣などの女性器の機能が良くなると生理痛が改善されるのはもちろん、代謝が良くなってほっそりしてきたり、肌が綺麗になったりする方も多いようです。
さて、生理痛の治療を行うのにベストのタイミングですが、“生理の直前で、骨盤が開き始めている時”がもっともその人の身体の特徴が出やすく、治療するのに良い時期になります。
さらに生理痛が強い場合は、その痛みの出ている時(大体、生理が始まって1日目もしくは2日目でしょうか。)もどのような状態で痛みが出ているか、についてこちらが把握しやすいので良いタイミングになります。(もちろん治療をするので、その場で痛みも軽減されます。)
もう一つ、体質の改善という意味で総合的にその方の身体を見る上で重要なのは“排卵の時期”ですので、もしできましたら、この時期もご予定を合わせて来院される事をお勧めいたします。

◆治療の御予約について

治療の御予約につきましては、当院は“完全予約制”となっており、土日や平日の夜は、予約の方が多く、かなり先の方まで埋まってしまう事が多いため、なるべく数日前~1週間前までにはご連絡ください。
ご予約のTELまたはメールなどをされる事をお勧め致します。

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