新宿の整体・鍼灸の治療院なら新宿西口鍼灸整体院 | 私達はコリや痛みの原因に真剣に向き合っています。
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◎現在では、男性の20・4%、女性の38・8%が便秘だそうです。(高齢になると性差は無くなります。)
◎便秘改善には指圧(”黄金の指”と言われる程、効果があるそうです。)・マッサージ・鍼灸が効きます。
◎センナ・アロエ・大黄が含まれるものは、毎日摂取し続けると大腸が黒くなり、大腸メラトニンを起こす事があるので注意してください。
◎便秘の人はS字結腸の辺りに便の塊のようなものを触れる事が多いです。

《どういうのが便秘?》
3~4日排便が無かったら便秘です。

《鍼灸・整体ではどういう便秘が治せるの?》
中高年のガンや腸閉塞、小児の無神経節腸管(ヒルスシュプルング病)以外の原因のはっきりしないもの。
生活習慣やストレスなどから起こる、機能性便秘が鍼灸や整体の適応です。

《人は3つの”反射”によって便意が起こる!》
◎この3つの反射で人は便意が起こります。

① 「口腔粘膜反射」
食べ物や飲み物、あるいは歯ブラシが口の中の粘膜を刺激する事によっておこる反射です。

② 「胃・結腸反射」
食物が胃に送られて胃壁が伸びる事によっておこる反射です。

③ 「直腸・肛門反射」
便が直腸の”膨大部”に進んで腸壁が伸ばされる事によっておこる反射です。

《便秘の人への生活指導》
朝食を規則正しく取る事によって「胃・結腸反射」を起こし、歯ブラシで毎日歯磨きをする事で「口腔粘膜反射」を起こさせてあげます。

《便秘の薬には大きく分けて3種類あります!》
◎便秘の種類はその原因から3種類に分けられます。(それらに合わせて薬も使い分けられます。)

1、弛緩性(しかんせい)便秘
腸の蠕動運動が低下して、出るまで時間がかかるために便の水分量が減り硬くなっています。
ですので蠕動運動を亢進させる薬であるアローゼン、ラキソベロンを使い、酸化マグネシウムで便の水分量をアップさせてあげます。

2、痙攣性(けいれんせい)便秘
腸がギューッと緊張して便秘になっているので、緊張を和らげるセレキノン錠、トランコロン錠を使います。
(過敏性大腸症候群の便秘タイプの人にもこの薬を使います。)

3、直腸性便秘
直腸に便がたまって、直腸・肛門反射が起きにくくなっている状態なので直腸を刺激するレシカルボン座薬を使います。
(ちなみに頭のテッペン付近にはこのタイプの便秘の方に効くツボがあります。)

《便秘と食べ物》
マグネシウムには水分が大腸に吸収されるのを防いで、便を柔らかくする働きがあります。
含有量が多いものは以下になります。

『ひじき、ワカメ、昆布、焼きのり、納豆、牡蠣、あさり、きな粉、ホウレンソウ、玄米』

《夕食が遅いのが便秘に良くない理由》
十二指腸から夜中に分泌される「モリチン」は腸を収縮させ、掃除をする働きを持っています。
しかしこの物質は空腹でないと出ません。
ですので寝る前3時間前には食事を済ませておきましょう。

《腸を冷やさない!》
腸が冷えると便秘になります。
そして温まると腸管のスベリが良くなり、排便しやすくなります。
なのでショウガをお湯と一緒に摂ると良いでしょう。
(ある研究ではショウガだけでは体温が1時間しか上がらないが、お湯と一緒に摂る事で2時間温まったというデータが出ています。)

《便秘には”地中海式和食”がおススメ!》
日本の和食とヨーロッパの地中海付近の国々の素材は良く似ています。
違いは、向こうは発酵食品を摂らない代わりに「オリーブオイル」を取っている事。
このオリーブオイルに含まれるオレイン酸が便秘に非常に良いのです。(オレイン酸にはビタミンEや葉緑素など抗酸化物質が多く含まれています。)
エクストラバージンオイルを使ったお料理のレシピはネットで探せば大量に出てきます。
是非、お試しください。
(個人的には山芋をオリーブオイルで炒めたものや、トマトにチーズを挟んでオイルをかけたものなどが好きです!)

《腸内フローラと便秘》
「腸内フローラ」とは腸内細菌の集団の事です。
100兆個、数百種類、重さは成人男性で1キロ~1・5キロもあるそうです。
これは免疫と内分泌に関係していて、バランスが崩れると便秘になります。
腸内フローラには食生活によって3種類あります。

① バクテロイデス型→脂肪を多く摂る人。
② プレボテラ型→炭水化物や食物繊維を多く摂る人。
③ ルミノコッカス型→それ以外の人。

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