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健康コラム  

【No.02】

妊娠・出産についての誰もしらないお話

 まず、このお話を読まれる人で御懐妊されている方、おめでとうございます!妊娠は女性だけに与えられた、体についての理解を深め、気付き、勉強する事ができる、とても貴重で大事ですばらしい体験です。ここでは西洋医学では知られていない、古代から日本では当然のように伝えられていながら、忘れ去られてしまった素晴らしい命に対しての礼と接し方をお話させて頂きます。

◇ 妊娠中にすべき事
 大事な事は5つあります。お母さんと赤ちゃんは一心同体です。お母さんが怒ればお腹の中で赤ちゃんも怒り、お母さんがイライラすれば、赤ちゃんもイライラし、お母さんが楽しい気分になれば赤ちゃんも嬉しい気分になるという事を覚えていてください。まず、お母さんの気分はいつもゆったりと楽しい気分でいられるように周りの人もお母さん自身も心がけてください。(特にパパの言葉は大きな影響力を持っていますから、パパは言葉を選ばなくてはいけません。)
 次に赤ちゃんとのコミュニケーションです。子供の生きる力は、お母さんによる胎児の時の話しかけで育てられます。ヒマさえあれば色々な事をお腹の赤ちゃんに楽しく話しかけてあげてください。大丈夫、赤ちゃんはちゃんとお母さんの言う事を聞いています。
 そして、散歩です。自分の体と相談しながら散歩の時間帯やコース、歩く時間などを考えて出掛けてあげてください。この時に話し掛けをよくしてあげましょう。散歩をしていれば、運動不足などになる事はありません。
もちろん、無理して毎日行く必要はありません。雨の日など行きたくない日は家でゆっくりしていれば良いのです。
 あくまで、"自分の体の要求に従って"です。ちなみに足首が太い人(ギクッ!)は骨盤の力が弱い事が多いので、朝起きたら足首をグルグルとゆっくり大きく回してください。(50〜100回)だんだん締まって細くなってきます。むくみなどにも良いです。(普段、運動不足な人は、ふくらはぎがつったりするかもしれません。【笑】その場合は徐々に回数を増やしていきましょうね。)
3つ目は"赤ちゃんに良い気を流す事"です。気を流すっていうと「んなこと、フツーの妊婦ができるわけないじゃん!」と思われるかもしれませんが、心配ありません。人間も一種の生命体であるので、生きている限り、誰でもいつでも何も意識していなくても、体から"気"(いわゆる生命エネルギーですね。)を出しているのです。
 死んでいない限り、必ず出しています!(気功の先生なんかとはパワーの強さがちがうだけです。)
 やり方も簡単で、やさしい気持ちで赤ちゃんに光が降り注ぐようなイメージで、下腹部に両手を当てて、手ひらで呼吸をするようなつもりで注意をそこに集中することだけです。
 お腹の左右を触ってみると、硬い方が赤ちゃんの背中側です。(逆子でなければ頭は下ですね。これをしっかりイメージしましょう。)この頭の部分に軽く手を当てて、光輝くようなやさしい気を送ってあげます。(もちろん、最初はイメージで想像しながら行なうだけでかまいません。だんだん上手になっていきます。手のひらも温かく気持ちよくなってきます。大事なのは、ご自分の大事な赤ちゃんと、エネルギーの交流をする事なのです。こうして十分に気を流してあげてから生まれた赤ちゃんは、とても丈夫で聞き分けの良い子になる事が多いのです。)これはいくらやっても、やりすぎると言う事はありませので家族全員で、時間の許す限りどんどんやってあげてください。
(時々、赤ちゃんが"ピクッ"と反応したりして面白いですよ。)
 4つ目は"頭を守る"という事です。整体では頭は骨盤と非常に深い関係があると考えており、頭に強い刺激を与えると骨盤が急に開いてしまって流れてしまう場合もあるのです。(アフリカの原住民では妊娠した女性には頭に柔らかい帽子をかぶせる風習がある部族もいるそうです。)
パーマなど高温で刺激を与えるような事もなるべく避けて、シャンプーなども頭をいたわるようにやさしく洗ってください。
最後に"下半身を冷やさない"ということです。半身浴や足湯(わたしは、バケツを取り替えるのが面倒くさいので"高陽社"の"冷え取りくん"を愛用しておりますが)を十分にして、布団やベットの中に湯たんぽを入れましょう。(できれば陶器製のものが、保温力も高く使い易いです。インターネットでも購入できます。)
 普段は絹でできた腹巻をして、靴下を履きましょう。絹は排毒の力が大変優れているので、お母さんがそれまで不摂生をして体の中に溜め込んだ毒素が、赤ちゃんに行くのを防いでくれます。出産までにドンドン汗をかいて体の毒を出してしまいましょう。
 できれば靴下は5本指の絹のものを履いてその上に綿と絹を交互に重ね履きしてください。(万病を治し、体の毒素を出す冷え取り療法です。)

◇ 妊娠1〜3ヶ月目には
 まず、このころ気になるのは"つわり"についてですね。このつわりは、どうして起こるかと言うと、それまでお母さんが、それまで不摂生(甘い物食べ過ぎたりや添加物など食の不備、夜更かしや体の冷え、運動不足と精神的ストレス)によって自分の体に溜め込んだ"毒素"が赤ちゃんに行かないように体の外に出しているのです。
よって、体の悪い(もしくはそれまで自分の体を省みなかった)お母さんほど、つわりがひどくなるのです。
(中には体が鈍すぎて、この"排毒"という体の自動調整作用さえ起こらない方がいらっしゃいますが、これはさらに最悪です。)
本来ならお母さんは妊娠する前に(冷え取りと体の調整、運動によって)これらの毒素を体に溜めないようにしておくべきなのですが・・・。まー、現代の妊娠しているお母さんの95%は体に毒素が溜まったまま出産しているのですけれども。(だから子供のアトピーが多いという説もある。)
つまりこの「つわりで吐く」というのは決して悪いことではないのですね。(風邪とおなじく体の自動調整作用なのですから。)どんどん毒を出してください。(足湯や半身浴などして汗をかくとホルモンの分泌が良くなります。)
ちなみに「食欲もないし、たくさん吐いてしまっているので赤ちゃんに栄養が行かなくて心配〜。」とおっしゃる方が、良くいらっしゃいますが何の心配もありません。赤ちゃんの生命力というのは、とても強いもので栄養が少なければ、その少ない栄養を最大限に吸い上げて活用しようとするので、出産後は逆に丈夫な赤ちゃんになるのです。(窮地に陥ると、人間は強くなるのですよ〜。それは赤ちゃんでも同じなんです。)
妊婦さんによっては出産の時に嘔吐しながら産む方がいらっしゃるそうですが、そういう時は思いの他楽に出産が済むという事です。
さらに体は激しい嘔吐によって骨盤の開閉も自動的に調整しています。(スゴイですよね!)
もう、この時期からお腹の赤ちゃんに"話しかけ"をしていくと良いでしょう。西洋医学では妊娠2ヶ月の赤ちゃんが外からの刺激に対して、自分の手足を動かして反応したというデータもあるそうです。

◇ 妊娠4〜6ヶ月目には
 この頃は赤ちゃんの脳細胞が何千倍にも増えていく時期です。(妊娠5週目くらいまで)
お母さんはしっかりと朝早く起きて規律正しい生活をし、本などをたくさん読んで頭を活性化させてください。(ただでさえ、妊婦はホルモンの関係で頭がボーっとしがちなので。)お母さんが妊娠中に一生懸命勉強すると、生まれてから子供が活字の好きな子になります。ただ、目の使い過ぎには注意してください。(目の疲れも骨盤の動きを悪くさせる事があるので)「疲れたな・・・。」と思ったら目に蒸しタオル(3回くらい交換)をして、よく休めてあげましょう。
妊娠して体が思うように動かせないからと言って、やさしい旦那さんや周りの人に甘やかされて、夜更かし・朝寝坊をし、つまみ食いばかりしてテレビをみてダラダラ過ごしているお母さんと、しっかり規則正しい生活をして本を読み、周りに対しての満足の心、慈悲、思いやりの心を持って生活しているお母さんでは生まれてくる子供の質が全然違います。(子供は親のコピーですからね。)
「妊娠する」ということは、お母さんにとっても"それまでの生活を見直す絶好の機会"なのですから是非とも、この素晴らしい期間を大切に過ごして下さいね。(みんな、耳が痛いかなー・・・。)(笑)
ちなみにお父さんや周りの人が気を付けることは、お母さんがいつもゆったりと落ち着いた気分でいられるように環境を整えてあげる事です。特に妊婦を"ぎくっ"とか"ビックリさせる事"は厳禁で、そういうものから遠ざけてあげましょう。(たとえば車の運転も控えた方が良いでしょうし、怖い映画やサスペンスを観るなんてもっての他です。)
その他に注意することは"足をくじく事"です。整体の考えでは「足首と骨盤は密接な関係がある」ので妊娠中に足首を捻挫などしてしまうと一気に骨盤が開いて(子宮が緩んで)流産してしまう危険性があるのです。
(そうなった方を私は何人か見てきました。)
もし、妊娠中に足を挫いたらすぐに当院にTELをして、たとえ予約が空いていない場合でも、事情を話してしっかり治療してください。遅れるほど良くないので、早めに対処するようにしてください。

◇ 腹帯について
 日本では古来より「妊娠5ヶ月目」の「戌の日」(これは犬の出産は安産であるということから来たのでしょう。)に腹帯を巻くという習慣があります。
これは腹帯を締めることによって赤ちゃんをあまり大きく育てずに安産にしようという目的で使われるものですが、これを使うと腹帯がお腹の重さを支えてくれる為に、腰の筋肉が弱くなり、肝腎の出産の時に力む事ができなくなります。(腰痛ベルトをいつもしていると次第に腰の筋肉が弱くなり、余計に腰痛が慢性化するのと同じ理論です。)
大体、おなかの赤ちゃんを小さくして楽に産もうという発想自体が間違っています。
整体では出産も一種の「排泄行為」と考えています。皆さんが便秘をした時に、でる便はどんなかんじでしょうか。
小さくてコロコロしているでしょう?反対に気持ちよく快便で出たときは意外に大きなモノがしっかりと出るでしょう。それと同じと考えれば良いのです。下腹部に力の入りにくいお母さんは担当の整体の先生に"下腹部に力の入る呼吸法"を教えてもらいましょう。(これを一日2〜3回行なうと、出産の時に必要な"いきみ"が上手にできるようになります。)

◇ 妊娠7ヶ月〜出産には
 この時期に問題となるのは"逆子"です。逆子はこの時期になっても、お母さんの体が悪くて赤ちゃんの居心地が悪いために起こるようです。(大体、夜更かしをしたりして怠惰な生活が直らず、お腹の硬いお母さんが多いようです。)妊婦のための"逆子体操"をしたり、半身浴などで毒出しをして体調を整えてみましょう。
重要なのは「逆子でこのまま産まれたら、どうしよう・・・。」と心配する事です。大丈夫、お母さんの体が整えばほとんどの逆子は治ります。もし逆子のまま出産を迎えてたとえ帝王切開で産むことになっても、それまでの生活がキチンとしていて、お母さんの心身ともに整っていれば丈夫で元気な赤ちゃんが産まれます。とにかく明るく元気にゆったりとした気持ちを保つ事がなによりも大切です。

◇ 出産時にお父さんが立ち会う事について
 整体では繰り返しますが、お産を「排泄行為」の一種としてとらえています。これを考えるとお父さん(もしくは他の周囲の人)が立ち会うのは、どう考えてもおかしいというのが分かりますね。(トイレで大便をするのに、誰かに見て貰いながらする人はいませんものね。キンチョーして余計に出なくなります。)
本来、「出産」というものはとても神聖なもので、誰も見ていないところでひっそりと行なわれるべきものなのです。
(母体に問題があるなど特殊な場合のみ、最小限のお手伝いの人をそばに置く。)また、これを可能にするために体を整えていく事が本当ではないでしょうか。
言い方は乱暴かもしれませんが、現代日本の出産は"医者に浣腸してもらって無理やり便を出している"ようなものです。時期が来れば自然と産まれるのです。陣痛誘発剤などを使用して出産をするというのはおかしいのです。
(ひどい所になると、医者の休日に出産日が重ならないようにするために、誘発剤を使って調節をする所もあるようですね。)

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