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健康コラム  
  【No27】

食べ合わせ


07/11/03UP

 食べ合わせの言い伝えには、意外と真実ではないことが多いようです。
 「うなぎ」と「梅干し」の組み合わせについても、医学的な見地からすると梅干を摂ることにより胃酸がより分泌され、ウナギの脂成分の分解を助ける働きがあるため、逆に良いと言えます。
 これらは贅沢と過食の防止のために古人が考え出した迷信ではないでしょうか。
  
(本当に体に悪い食べ合わせ)

●「天ぷらとスイカ」「うなぎとスイカ」
 油の多い食物(天ぷら・うなぎ)と、水分の多い食物(スイカ)を一緒に食べると、胃液が薄まり、消化不良を起こすことがあります。胃腸の弱い人、特に下痢気味の人は、避けたほうが無難です。

●「天ぷらと氷」「天ぷらとアイスクリーム」
 体を温める食物(天ぷら)と、体を冷やす食物(氷・アイス)を一緒に食べると、胃腸に負担をかける場合があります。

●「蟹とかき氷」「柿とそば」
 体を冷やすものどうしの組み合わせで、一緒に食べると体が冷え、内臓機能が低下し、腹痛になる可能性が高くなります。冷え性の人は症状が重くなるので、要注意です。

●「トコロテンと生卵」
 消化が悪いものどうしの組み合わせです。両方とも消化に時間がかかるので、胃腸に負担が掛かかります。

●「トマトときゅうり」「大根と人参」
 トマト・大根には、豊富なビタミンCが含まれていますが、生のきゅうり・人参に含まれるアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用があります。アスコルビナーゼは酸と熱に弱いので、生で食べる時は、酢やレモン汁をかけたり、加熱してもOKです。

●「レバーとみょうが」
 「栄養素の宝庫」と呼ばれるレバーには、新陳代謝を活発にする働きがあります、また、みょうがの苦味物質が胃腸の働きを抑えるため、栄養素の吸収を妨げてしまいます。

●「豚肉vs冷たいそば」
 ビタミンB1が豊富な豚肉は、体や脳の働きを活発にしますが、体を冷やす作用もあります。
 この食べ合わせは胃を冷やし、栄養素や有効成分の吸収を妨げるので注意が必要です。

●「なすの漬物vs冷たいそば」
 なすの漬物は体を冷まし、そばには胃を冷やす作用があります。
 この組み合わせは、下痢をしたり手足が冷えます。
 加熱すればその作用は緩和されるので、温かい汁そばなら問題ないでしょう。

●「酒vsからし」
 酒とからしは、血行を促すため、炎症を促進し、かゆみが出てしまう可能性があります。
 じんましんや湿疹が出やすい人は注意してください。


(体に良い食べ合わせ)

●「とんかつ+キャベツ」
 キャベツは食物繊維を多く含むため、とんかつの油分の吸収を抑制します。
 また、とんかつは高カロリーですが、キャベツにはカロリーを燃やす働きもあります。

●「お寿司+ガリ(甘酢しょうが)」
 殺菌作用のあるガリは生魚の毒を消し、食中毒を防止します。
 また、胃の働きを整え、消化を促進します。
 脂っこいネタを食べた後、口直しとして食べれば、口の中がサッパリします。

●「サンドイッチ+ピクルス」
 ピクルスとは、キュウリを酢漬けした西洋風の漬物のことです。
 パンは塩分が多いので、むくみやすい人は注意が必要なのですが、キュウリには、むくみを解消する働きがあり、サンドイッチに使われる、マーガリンやバターの油っぽさをピクルスによってサッパリさせる効果もあります。

●「カレー+らっきょ」
 カレーは脂っこいため、食後に胃がもたれることもありますが、らっきょの香りに含まれる硫化アリルが、胃の働きを助けてくれます。
 甘酢漬けのらっきょが、カレーの辛味を軽減し、食欲を増進させる作用もあります。

●「ステーキ+クレソン」
 クレソンの苦味と辛味が消化を促進します。ステーキを焼くとき、調味料として塩を使うので、口の中が乾きがちですが、クレソンには乾きをとる働きもあります。

●「刺身+わさび・しその実」
 刺身は生ものなので、食中毒を引き起こす菌が発生することがあります。殺菌作用の強いわさび・しその実は、食中毒の防止にもなり、胃の働きを高めて、消化を助ける働きもあります。

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