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健康コラム  
  【No23】

風邪の時でも風呂に入ったほうが良い?


07/11/03UP

 風邪を引いたときにお風呂に入ってはいけないというのは、程度にもよりますが基本的に誤りです。風邪の時に熱が上がるのはウィルスを撃退するために白血球などの働きが活発になるからです。体温を上げるとこれらにプラスになるので良いとされています。しかし熱いお湯に短時間入るのではなく、多少ぬるめのお湯(39〜41度くらい)にゆっくりつかって芯まで温めるのが良いようです。風邪の症状にもよりますが、最近は軽度の風邪なら、入浴は禁止されません。
 入れるくらいの症状・体力があれば、長湯・湯冷めに注意して、むしろ入浴で体を清潔に保ち代謝を活発にしたほうが早く治るそうです。
 では、なぜ体温が上がるのかと言いますと、ウイルス等は熱に非常に弱い性質を持っています。体が体温を上げて一生懸命ウイルスを殺そうとしているといわれています。つまりウイルスにとってより生存、繁殖しにくい過酷な環境を作り出そうとしているのです。体温を上げることによって、リンパ球、キラー細胞などの主要なウイルスバスターたちの補助になります。(つまり、熱でウイルスを弱らせれたり、熱だけで少しウイルスを殺せたり繁殖を抑えたりできればそれだけリンパ球などの仕事が減ります。)ですが、体温をあげるためには体力を消耗します。(下げるにも消耗しますが。)体内に蓄えられたエネルギーを化学反応によって消費し、体温をあげていまので体力に余裕があればお風呂にはいって体を温めれば体力の消費を抑えられます。 
 ただ、風邪のとき、リンパ球等がウイルスの活動に押されていると(リンパ球などがウイルスの処理に追いつかないと)、体は体温をより上げてウイルスを抑えようと(殺そうと)します。 高熱はウイルスに有効ですが、体の細胞にとっても高温は危険です。  特に40度を越えてしまうとかなり危ないです。 なので、39度、40度を超える熱がある場合は体の機能を保つためにも冷やすほうが有効になります。 
 37度や38度程度であれば、体にもそこまで負担がかかっていないし、ウイルスに対しても有効な状態なので、解熱剤など使わずにいるほうがいいかと思われます。 (むしろウイルスを退治するのに適切な体温だと思います。)風邪のときにでる熱は体を守ろうをしてくれる立派な防衛機能なのです。

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