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結論から言いますと、“適度な運動は身長を伸ばすのに有効である”ため、筋トレをしたからと言って、背が伸びにくくなるという事はありません。
身長を伸ばす事に関係するファクターは、たくさんありますが重要な要素は「睡眠」「食事」「運動」の三つです。(これに先天的な要素として「遺伝」が加わります。)
まず、「睡眠」ですが、ヒトの体は午後10時から午前2時にかけての時間帯に一番成長ホルモンが出るために、この時間にしっかり寝ると身長が伸びやすいようです。
次に「食事」はカルシウム(直接、身長を伸ばすのに関係はありませんが、骨自体を丈夫にするので有効です。)、たんぱく質(骨芽細胞の原形質の主成分になります。よく言われている“牛乳を毎日飲むと背が伸びる”というのは、カルシウムを取るというよりは、たんぱく質の補給に効果があるようです。)、ビタミンA・B・D・K、亜鉛、マグネシウム、コラーゲンなどの摂取が身長を伸ばすのに有効であると言われています。
そして「運動」についてですが、 筋力と骨量は、密接な関係をもっていて、運動する事によって骨に圧力がかかると骨量が増えていきます。これは機械的な圧力が骨に加わることによって、内部に電気的な刺激が生じて骨芽細胞が活性化されるためです。(宇宙飛行士が無重力空間で長い間暮らした後に、体中の骨からカルシウムが流れ出してしまう話は有名ですよね。あれも同様の原理です。)
また、あるテニス選手の左右の腕の骨量を測ってみたところ、利き腕の方が反対の腕よりも10%前後、骨量が多かったというデータもあります。
つまり運動する事によって、骨は丈夫になることは確かです。さらに“正しい方法で適度な筋トレをした”子供と、しない子供では、筋トレをした子供の方が身長の伸びる平均が高かったという事もデータとして出ているようです。(これは運動する事によって成長ホルモンの分泌が促進されるからです。)
よって、身長を伸ばすためには正しい方法で適度な筋トレを行う方が良いようです。(ただし、あまり重いバーベルなどを使ったウェイトトレーニングは、骨の成長部分である両端の軟骨を傷つけてしまい、逆に身長の伸びを阻害してしまうため注意しましょう。) |